大人の工作【粘土】でオリジナル雑貨を作ろう!趣味別で作品例を紹介

粘土といえば、子供の頃に遊んだり学んだことを思い出す人が多いでしょう。

「粘土=子供の遊び」の印象の人は、大人が粘土細工をする魅力に気が付けていないかもしれません。

大人が作る粘土の完成度は子供の頃とは違い、思いのほか見栄えの良い作品に仕上がります。

それには、大人になるにつれて知識が身に付いたり、上手に作るコツを調べられたり出来るからなのでしょう。

 

今回は粘土初心者向けの粘土細工で出来あがる雑貨作品例を、ほかの趣味5つに当てはめて紹介していきます。

<粘土細工と他の趣味の組み合わせ5選>

  1. ガーデニング・植物
  2. インテリア雑貨収集
  3. 料理・酒
  4. アクセサリー作り
  5. ミニチュア・ジオラマ製作

そして、作品別で向いている粘土の種類や使う道具についてもお話していきます。

あらゆる雑貨を作ることのできる新発見により、創作意欲が増しますよ♪

ぜひ愛着がわく雑貨を手作りして、実用的に使ってみてはいかがでしょうか♪

 

5つの趣味に当てはまる、もしくは興味がある人の中で、このようなタイプの人は粘土細工に向いているかもしれません。

ぜひチェックしてみてください♪

  • 「作る」ことが好きな人
  • お気に入りの雑貨を集めたい人
  • 欲しい雑貨になかなか出会えない人
  • 一点物の雑貨が欲しい人
  • 精神の安定を求めている人(※)

※粘土はアートセラピーの一つで、医学的にも心理療法として使われています。

 

趣味別 粘土雑貨の作品例

ガーデニング・植物

ガーデニングや植物は「土」と関わっているだけに、粘土作品の組み合わせと相性がぴったり!

粘土を使って鉢やガーデンピック(先端がとがった装飾品)の装飾雑貨を作る人が多く、植物の雰囲気に合わせた粘土小物を作ることができます。

粘土作品としては他にも、鉢受け皿や造花などを作って楽しむ人もいます。

これから鉢とガーデンピックを抜粋して紹介していきます。

 

粘土初心者は、まず手のひらサイズくらいの小ぶりな鉢から作ってみましょう。

小さな鉢と相性の良い植物といえば多肉植物。

多肉植物を飼育している人や興味のある人は、植える植物と見合った鉢を手作りしてみませんか。

このように検討をしている人は鉢作りをするタイミングかもしれません♪

  • これから品種を増やして育てていきたい
  • 葉挿しして増やしていきたい
  • 鉢を置くスペースが限られている

 

多肉植物は初心者向けとして前回ブログに掲載しております ↓

 

その他、ミニ盆栽や小さい鉢で育てられるお花の飼育をしている人も鉢作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

植物は生物なので成長過程を見る楽しみがありますが、手作り鉢で植えることにより愛情度がより高まることでしょう♪ 

 

<よく使われる粘土>

  • オーブン粘土
  • 石紛(せきふん)粘土 など

※粘土の詳細については次章の「粘土の種類」で紹介しています。

粘土の種類については、一番おすすめの素材が素焼き(テラコッタ)です。

つまり、焼く工程がある粘土を使用していますが、自宅でも素焼きに近い鉢を作ることが可能な粘土もあります。

その粘土をオーブン粘土(オーブン陶土)と呼ばれ、素焼き風粘土として販売されています。

素焼きは多孔性の素材なので、水分や空気が土から外面に出やすく植物が健康的に育てられます。

 

また、石紛粘土を使って鉢を作ることも可能です。

ただし欠点があり、耐水性が弱く防水塗料を塗るのが必須である事と、衝撃に弱いので割れやすい性質があります。

 

こちらはなんとオーブンを使わず自然乾燥で硬化できる粘土があります!

さらに耐水性に優れた商品なので鉢作りにぴったり!

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ガーデンピック

植物を鉢やプランター、庭先の地植えで育てる際、見栄えのアクセントとして装飾したくなる物もありますよね。

ホームセンターや園芸店、100円均一でガーデンピックを買うことができますが、イマイチ買うまでも行かない…ってことありませんか?

そこでおすすめなのが、ガーデンピックを粘土で自作すること。

ガーデンピックは植物と溶け込むような雰囲気作りができて、オリジナリティのある鉢植え、庭植えができます!

 

作り方は、作りたいモデルを粘土で成形して、最後にアルミワイヤーを下に差し込んで固めれば完成します。

作りたいモデルが決まっていない人は、まず一面の植物にどのような雰囲気の空間にしたいかをテーマ決めしてみましょう!

それからガーデンピックのモデルを決めて作ることで、満足度の高い仕上がりになりますよ♪

テーマも思い浮かばない場合は、看板風のガーデンピックを作ってみるのもおすすめです。

そこに植物の名前を刻印したり書いて飾ることで、いつまでも名前を忘れずに育てることができますよ♪

 

出典:みゃんちゅう’s HOME様 

 

<よく使われる粘土>

  • オーブン粘土
  • 石紛粘土   など

※粘土の詳細については次章の「粘土の種類」で紹介しています。

粘土の種類は、鉢と環境が似ているので、オーブン粘土や石紛粘土で作ってみましょう。 

 

インテリア雑貨収集

インテリア雑貨は部屋空間のアクセントとして飾ることで、グッとおしゃれ度合いが上がります。

粘土で作ることができるインテリア雑貨は、置き物(オーナメント)やトレー、ペン立て、香立てなど色々なバリエーションがあります。

これから、置物(オーナメント)と香立て&香皿をピックアップして紹介していきます。

 

置き物(オーナメント)

置き物(オーナメント)は、お気に入りの物を飾るだけでも気分が上がり居心地の良い空間になります。

市販品を買うのも良いですが、思ったよりも価格が高かったり「これ!」というものが見つけられない時ってありますよね。

もしかすると、粘土で雑貨を作る選択をする方が、おしゃれな部屋空間になれるかもしれません♪

デザインのアイデアは現在の空間にマッチした物を作ってみましょう。

その他にもこのような物を作ってみるのもおすすめです。

  • 季節感のある飾り物
  • お気に入りのキャラクター物
  • お気に入りの動物  など

また、飾るだけにとどめず、実用的に使えるペーパーウェイトを作るのも良いですね♪

そして置くだけのアイテムではなく、ぶら下げるタイプのオーナメントを作るとバリエーションも広がります♪

 

出典:hanakotori様

 

<よく使われる粘土>

  • オーブン粘土
  • 石粉(石塑)粘土
  • 樹脂粘土
  • 紙粘土  など

※粘土の詳細については次章の「粘土の種類」で紹介しています。

粘土の種類は、基本的に室内で使う雑貨であればどの粘土を使っても問題ないでしょう。

直射日光に当たるところや水のかかりやすい場所に置く場合は、コーティング剤を塗る対処をした方が良いかもしれません。

 

香立て&香皿

香立ては、お香を支える穴を開けることさえできれば比較的かんたんに作ることができます。

ただし、お香の使用中は燃焼しているので、底面は安定した面になるように気を付けて作りましょう。

お香の傾き加減は、市販品の物を参考に作ってみると良いでしょう。

香皿は香立てのお香の傾き加減に付随して、香皿の大きさが変わっていきます。

大きさのイメージが付かない場合は、同じく市販品をチェックしてサイズの目安にしてみましょう。

 

お香は香りで癒しの空間を作ってくれます。

癒しの空間を視覚的にも作れるように、おしゃれなインテリア雑貨のように香立てと香皿を作ってみませんか♪

  

出典:atelier bonbon オーブン陶土愛好家チャンネル様

 

<よく使われる粘土>

  • オーブン粘土
  • 石粉粘土

※粘土の詳細については次章の「粘土の種類」で紹介しています。

粘土の種類は、お香の燃焼部分が700℃~800℃まで温度上昇するので、耐熱性のあるオーブン粘土が一番おすすめです。

石粉粘土も問題ありませんが、燃焼部分に触れると黒く焦げるおそれがあるので注意です。

 

お香初心者向けの始め方のブログ記事です

興味のある方はご覧ください。 

 

料理・酒

料理やお酒好きの人は「うつわ」にも意識して揃えて楽しむ人もいます。

味のこだわりと共に食器や酒器にもこだわって、食卓を彩ってみてはいかがでしょうか。

これから「お皿」と「酒器」について話しますが、その他に箸置きや箸立て(カトラリー立て)などを作って楽しむこともできます。

 

お皿

美味しい料理が出来上がったら、お気に入りの食器や料理にマッチしたお皿に盛りたくなりますよね。

お気に入りの食器皿を揃えるには買う楽しみもありますが、手作りして揃える楽しみ方もあります!

例えば、このようなお皿を作ってみてはいかがでしょうか♪

  • 得意料理の専用のお皿
  • よく食べる料理用のお皿
  • 料理にぴったりサイズのお皿
  • 家族が喜んでくれるようなお皿
  • 今のインテリア家具、雑貨に合ったお皿

 

出典:おしほチャンネル様

 

<よく使われる粘土>

  • オーブン粘土

※粘土の詳細については次章の「粘土の種類」で紹介しています。

粘土で作る食器といえば、大きな窯の中を高温で焼きあげる陶芸が一般的な作り方です。

今では家庭用のオーブンがあれば、オーブン粘土を使って自宅で作ることが可能です。

ただし、食器皿は作る上で気を付ける点があります。

料理を盛る物なので、成形して硬化後は必ず耐水コーティング剤を塗ることです。

そして、料理を盛った後の洗い方は食洗器が使えないので手洗いをすることを忘れずに扱いましょう。

 

酒器

食器皿と同じく、自宅のオーブンで作れる粘土を使えば、酒器も作ることができます。

特に、おちょこは小さいサイズなので初心者がチャレンジしやすい酒器です。

日本酒好きな人にはぜひオリジナリティのあるおちょこを作って、ずっと持っていたくなるような愛着ある一品を手に入れてみませんか。

日本酒以外にもビールや焼酎を飲む人なら、専用のカップを作るのもおすすめです♪

おつまみを入れるうつわも作って「食器の酒飲みセット」を作ってみるのも楽しみが広がりますね♪

※酒器の中でも、徳利など作る事ができない形状の物もあります。

 

出典:CONERU nendo shop & space様

 

<よく使われる粘土>

  • オーブン粘土

※粘土の詳細については次章の「粘土の種類」で紹介しています。

粘土の種類は、食器皿と同様でオーブン粘土を使いましょう。

陶芸のろくろで作ってみたいけど、陶芸教室やワークショップへなかなか行けない人は、ぜひ体験版として自宅で作ってみてはいかがでしょうか。

 

アクセサリー作り

最近では趣味でアクセサリー作りをする人も増え、手軽に材料の調達や製作ができるようになりました。

金属のパーツやUVレジンなどいろいろな素材がありますが、粘土もおしゃれに作り上げることができます。

チャーム(装飾品に付ける小さな飾り)を粘土で作ることができれば、あらゆるアクセサリー作りが可能。

ネックレスやブレスレットなども作れますが、今回はよく作られている「ピアス(イヤリング)」と「キーホルダー」について話していきます。

 

ピアス(イヤリング)

ピアス(イヤリング)はより軽量でデザイン性が求められるアクセサリーのひとつですよね。

耳元に個性を引き出して、他にはないオリジナリティのあるものを身に付けたい人にはぴったり!

普段着ている服や小物とコーディネートして、マッチしたピアス(イヤリング)を手作りで揃えてみてはいかがでしょうか♪

上手に作れるようになったら、友人や家族へプレゼントするのも良いですね♪

 

出典:テアート工房miniature food accessory様

 

<よく使われる粘土>

  • オーブン粘土【ポリマークレイ
  • 樹脂粘土

※粘土の詳細については次章の「粘土の種類」で紹介しています。

ここ数年、日本でも人気のある粘土素材といえば「ポリマークレイ」というものがあります。

オーブンで焼き上げる樹脂成分が主原料の粘土ですが、ハンドメイド販売などのアクセサリー作家さんが使う素材でもあります。

ポリマークレイは海外メーカーのものが多く「原色系のカラー粘土」というような明るめの色展開があります。

ただし、一つ一つのカラー粘土を買うとコスト面では高い印象です。

粘土工作を本格的に楽しんでみたい!チャレンジしてみたい!という人は、ポリマークレイを使って作ってみてはいかがでしょうか。

気軽に作って楽しみたい!という人や粘土初心者は、手軽に買い揃えられる樹脂粘土がおすすめです。

 

キーホルダー

キーホルダーは、常にカバンや鍵など身近なアイテムに身に付けるアクセサリー。

ですが、デザイン選びに一歩間違えると子供っぽくなったり野暮ったいイメージになってしまいます。

キーホルダー作りにはさまざまな素材から作れますが、粘土は上手に作ることができれば市販品のような出来栄えになります♪

ぜひこのような人は、粘土で手作りしてみてはいかがでしょうか。

  • 身近の店では買いたい!と思えるキーホルダーが見つからない
  • 欲しいキャラクターやアニマルのキーホルダーが販売されていない
  • 周りの人とかぶりたくないからオリジナルのキーホルダーが欲しい など

キーホルダーパーツは今では100円均一でも販売されているので買い揃えやすいですね♪

 

出典:トトロLOVEちゃんねる様

 

<よく使われる粘土>

  • オーブン粘土
  • 樹脂粘土

※粘土の詳細については次章の「粘土の種類」で紹介しています。

粘土の種類のおすすめは2つ。

一つは樹脂粘土で、ある程度強度があって成形しやすい点でおすすめです。

また、自然乾燥で硬化できる樹脂粘土は粘土初心者にも始めやすいので、まずは樹脂粘土からチャレンジしてみるのも良いですね♪

もう一つはオーブン粘土で、ピアス(イヤリング)でもお話した通り「ポリマークレイ」がおすすめです。

一番強度があり軽量な点がキーホルダーとの相性にもぴったりです。

 

ミニチュア・ジオラマ製作

ミニチュアやジオラマ製作をする上で加工がしやすい材料の一つが粘土です。

粘土を使って作ることができる加工パーツは、食べ物や食器、地面や壁など様々。

難易度の高い趣味ではありますが、手先が器用な人や箱庭ゲームが好きな人、ガチャガチャの小物を飾って楽しんでいる人にはおすすめです。

ミニチュア・ジオラマを作る上で大事なことの一つは、俯瞰(ふかん)して見た時に全体的に統一感を出ていること。

統一感を出すポイントはこちら。

  • サイズ感
  • 世界観(雰囲気)
  • 質感

 

ミニチュア・ジオラマ製作は、粘土以外の素材を使って製作することもあるので個々の技術が必要です。

ですが、一つ一つのパーツを完成させていく小さな達成感を味わえて、とても作りがいのある趣味だと思います♪

気になる人は、まず粘土パーツから試しに作ってみてはいかがでしょうか。

 

出典:yoshiken*ミニチュア制作 miniature様

 

<よく使われる粘土>

  • 樹脂粘土
  • 石粉粘土【ジオラマ粘土
  • 紙粘土【軽量粘土

※粘土の詳細については次章の「粘土の種類」で紹介しています。

粘土の種類は製作するパーツごとに使い分けている人もいます。

大事な点は、粘土の硬化した質感がいかにリアルな見た目に近づけるかです。

人により使い分けが違いますが、作るパーツはおおよそこのような印象です。

樹脂粘土 … 食べ物、食器 など

紙粘土(軽量粘土) … 食べ物

石紛粘土 … 食器類、鉢、石、岩、木 など

 

粘土の種類

粘土の種類はさまざまな原材料から作られており、今回は代表的な「紙粘土」「石粉粘土」「樹脂粘土」「オーブン粘土」を紹介していきます。

それぞれのメリット、デメリットがあるので、作品によって向き不向きな点も出てきます。

ですが、不向きだからといって絶対作るのがNGという意味ではありません。

理解した上で使う分には、どの粘土で作っても自由だと思います。 

この4種類の粘土は100円均一でも販売されているので、お試し用として買ってみるのも良いでしょう。

 

紙粘土

主原料パルプ材
種類軽量系粘土、重量系粘土
メリット自然乾燥で固まる、ひび割れしにくい、乾燥後絵の具で着色しやすい
デメリット水に弱い、空気に触れると固まりやすいので残った粘土保管に注意

子供の頃に遊んだ粘土のほとんどは紙粘土で、ほとんどの人が手に触れているかと思います。

その粘土は軽くてこねるのが柔らかめの「軽量粘土」という種類で、仕上がりは発泡スチロールのように軽くて少し弾力のある仕上がりになります。

対して「重量粘土」はこねると固めで弾力があります。

薄い、細い形状でもちぎれず形を保ってくれるので、繊細な造形を作りたいときに使えます。 

原材料が紙(パルプ材)なので水に弱い性質で、作品は室内で扱う雑貨向きになります。

なので、室内に飾る置き物やミニチュア、ジオラマ製作用として使うのに適しているでしょう。

 

軽量系紙粘土 ↓

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石粉(石塑)粘土

主原料
種類ラドールタイプ、ファンドタイプ
メリット自然乾燥で固まる、硬くて丈夫、成形しやすい、作品が長持ちする
デメリット重い、欠けたり割れやすい、乾燥時間がかかる

石粉(せきふん)粘土は石塑(せきそ)粘土とも呼ばれ、石の粉状を接着剤等で混ぜ合わせてできた粘土です。

石粉粘土は大きく分けて2種類あり、柔らかくて扱いやすい初心者向けの「ラドールタイプ」と、繊細な造形が作りやすく作品の強度が高い「ファンドタイプ」があります。

素材が石なので、他の粘土よりも作品が硬く仕上がりますが、割れやすい性質なのが欠点。

相性の良い作品は、鉢やガーデンピックのガーデニング小物、置き物や香立てなどのインテリア雑貨、ミニチュア・ジオラマ系の小物などがあげられます。

 

こちらはラドールタイプ

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こちらはファンドタイプ ↓

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樹脂粘土

主原料酢酸ビニルエマルジョン
メリット自然乾燥で固まる、滑らかできめ細かい、ひび割れしにくい
デメリット乾燥後の加工(削ったり磨く作業)がしにくい、他の粘土より劣化しやすい

樹脂粘土の主原料は木工用ボンドの主成分と一緒で、樹脂粘土も接着剤等を混ぜ合わせて作られています。

この粘土も練りやすく扱いやすいので初心者向けで、乾燥後の作品は弾力性あります。

注意点は、成形した時と乾燥後では収縮するので大きさの変化がある事と、一部の人ではアレルギー症状が出て手が荒れる人がいます。

作品は劣化しにくい室内での小物が適しているので、室内用のインテリア小物やアクセサリー、ミニチュア・ジオラマ製作に適しています。

フェイクフード系を作っている人はよくこの粘土を使ってます。

 

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オーブン粘土

主原料ポリエチレンやポリ塩化ビニルなど
種類オーブン陶土タイプ、ポリマークレイタイプ
メリット耐久性がある、幅広い作品を作ることができる、完成度が高い
デメリット自然乾燥+焼成時間がかかる、家庭用オーブンが必要、ひび割れ率が高い

オーブン粘土は家庭用オーブンの焼成温度で作り上げることのできます。

(ちなみに、一般的な陶芸粘土は窯で焼成温度900℃~1300℃ほどで焼成します。)

代表的な種類は、陶器のような風合いを出せるオーブン陶土タイプと、プラスチックの固さのような樹脂の風合いがあるポリマークレイタイプがあります。

焼成にはそれぞれの粘土の焼成温度に従って焼く必要があるので、温度調整のできないオーブントースターでは作ることができません。

家庭用オーブンレンジのように温度設定ができる物なら作ることができます。

しっかり乾燥してから焼成しないと焼成後にひび割れをしてしまうことがあり、失敗してしまうケースもあるので注意です。

完成するまで時間がかかるもののクオリティの高い作品ができるので、挑戦しがいのある粘土ですよ♪

 

オーブン陶土タイプでこのキットには道具も付属されています♪

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ポリマークレイタイプで1色1色が少量でセット販売されている点が初心者向けですね♪

はんこキング(印鑑・シャチハタ)
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粘土細工で使う道具

まずは基本の道具から。

作品によっては必要のない道具もありますが、だいたいは使われている必要な道具です。

粘土と道具はすべて100円均一ですべて揃えることが可能なので、まずはお試しで揃えてみましょう。

  

こちらは本格的な粘土細工専用の道具セット。

小物系専用で39点も入ってます。

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こちらは22点セット。

 

そして、作品により使うものが必須な道具もあります。

上記の道具を使う例を紹介します。

<成形中>

・粘土の表面をなだらかにする際、筆を水に付けてならす
・絵の具で着色時にも使用
つまようじ or 竹串・細かい柄を付ける
・乾燥時の支えとしても使用
割りばしめん棒で平らにする際、割りばしを両側に置くことで粘土が均一な厚みになる

  

<焼成中>

クッキングシート・オーブンの天板に敷くことで粘土汚れを防ぐ
・成形中に粘土板を使わず、代用でクッキングシートを敷く人も
アルミホイル・オーブンの天板に敷くことでくっつくのを防止
・粘土細工の上に被せることで表面の焦げを防止
・成形中にクシャクシャにしたアルミホイルを使って柄を付ける人も

 

<固まった後の加工>

やすり粘土が硬化後、成形の最終仕上げとして
ピンバイス粘土を硬化した後に穴を開ける際に使用
※紙粘土や石粉粘土はひび割れるおそれもあるので注意

 

<仕上げ>

耐水コート剤食器系や鉢に塗ることで劣化を防ぐ
つや出しニス光沢が出てひび割れを防ぐ
UVレジン液光沢が出てひび割れを防ぐ
※UVライトも必要

 

そして、粘土用の道具ではないけど意外と便利に使える道具があります。

一部の例をあげます。

クッキ型粘土の型どりができる
クッキースタンプ成形中にスタンプを押すことで柄や文字を刻印できる
耳かき粘土へら代わりに使える
水筆一体型になっているのでコップの準備が不要で楽ちん
スポンジ(メラミン、メイク用、キッチン用など)・成形中にスポンジでポンポンすると柄ができる
・カラー塗装時の筆代わりに(たたくように塗る)
・乾燥時に竹串等を使って刺す土台に使用
定規・粘土をカット
・粘土を平らにならす際に使用
PPシート・粘土板の代用に使用
・乾燥時やコーティング時の土台に使用

このように身の回りにある物も使ってみると意外と便利!というアイテムもあります。

オリジナルでいろいろな道具を使って試してみるのも良いでしょう♪

  

まとめ

いかがでしたか?

粘土を使って色々なバリエーションの雑貨小物ができることがわかったかと思います。

手作りの粘土雑貨はとても暖かみを感じる作品になるので、上手に作れるようになった際はプレゼントにしてもいかがでしょうか。

まずは気楽に簡単な作品からチャレンジしてみましょう!

はじめは上手に作れなくても、自分自身が満足できる完成度であれば全然大丈夫です!

粘土作品を通して趣味の空間をアレンジして楽しんでみましょう♪

最後に上級者向け寄りではありますが、こんな趣味の人にもぜひ粘土作りにチャレンジしてみませんか♪

  • フィギュア集め … 自身でもフィギュアを作ってみよう!
  • 推し活・アニメ … 市販品にはないオリジナルフィギュアを作ってみよう!
  • 釣り … ルアーを作ってみよう!
  • 電子工作 … ランプシェードを作ってみよう!

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