キャンプ経験者は買い揃えた人も多いであろうアイテムの一つ、メスティン。
しかし以前とは状況が変わり、キャンプへ行っていない人もいるでしょう。
- ブームの時期にキャンプを始めたものの行かなくなった…
- 仕事が忙しくなり行けなくなった…
- 環境の変化により行けなくなった…
このように、メスティンもしまいこんで眠らせていませんか?
今回はこのような人に向けて、お家でもメスティンを使おう! と再活用を後押しするような内容です。
ぜひ、このような人には最後までチェックしてみてください!
- メスティンをしばらく放置している
- メスティンを複数持っていて、使い切れていない
- もうキャンプへ行くことがなく、メスティンを手放そうとしている
- メスティンの調理方法をもう一度確認したい
- 1人用の調理器具が欲しい
調理方法はキャンプで使っているのでわかる部分もあるかと思います。
ですが、改めて7つの調理方法とメスティン使用にあたってのメリットデメリットを話していきます。
そしてキャンプ場の環境とは違うので、おうちでメスティンを使う時の注意点も紹介していきます。
メスティンでの調理方法7選
炊く
メスティンの定番と言えばご飯を炊くこと。
メスティンの容量により1.5合や2合などと、コンパクトなサイズでありながら美味しく炊き上げることができます。
なので考えようによっては、通常使っている炊飯器よりもメリットなのでは?と思う人もいるかもしれません。

<メリット>
- 鍋で炊き上げたふっくらしたご飯を堪能できる
- ほど良くおこげが出来る
- 一人分でたまにご飯を炊く人には都合が良い
<デメリット>
- 火を使うので離れられない
- 底がこびりつくと洗うのが面倒
デメリットである底のこびりつきの回避方法は、クッキングペーパーで作るメスティン折りを使うこと。
これを使うことでメスティンの底のこびりつきや焦げも付かず、洗う手間が省けますよ♪
ダイソーのメスティンをお持ちの人は、ダイソーでメスティン折りも売っているので、折るのが面倒くさいときには買ってしまうのも良いでしょう。
メスティンで炊いた定番の炊き込みご飯レシピ ↓
煮る
メスティンはほど良い深さとピッタリしたフタがあるので、煮込み料理にも最適です。
火を止めた後もアルミの保温性で冷めにくく、煮込んだ食材の中まで熱やダシを通してくれます。
アルミホイルを調理中に包み込んで蒸したり、調理後の保温として包んでおくことと同じような役割です。

<メリット>
- 容量が小さい分、時短で煮込むことができる
- 一人分のおかずやつまみを作るのにちょうど良い
<デメリット>
- 煮込み時間によっては、においやこびりつきが残る
メスティンで煮る料理レシピはたくさんあり、食べるシチュエーションによって様々な調理ができるので便利に使えます。
<煮る調理例>
- カレー
- シチュー
- 煮込みハンバーグ
- おでん
- ポトフ など
簡単にサムゲタン風の味が作れるレシピ ↓
イカのだしの効いた肉豆腐レシピ ↓
茹でる
茹でてすぐ食べられる定番料理と言えば麺類ですよね。
一人分を作るのにちょうど良い大きさで、サクッと時短で食べたい時にもぴったりな調理方法です。

<メリット>
- 容量が小さい分、時短で出来上がる
- 少ない水の量で作れる
<デメリット>
- 汁が冷めにくいのでやけどに注意
パスタを作る時には、乾麺を半分に折りメスティンへ入れます。
そのあと少量の水を入れて茹でることで、お湯を沸かすことと茹で上がり後の湯切り、両方の工程が不要になります。
簡単に作ることができますよ♪
コーンスープの素が余っていたらぜひパスタソースにしてみては? ↓
めでたい食材を3つ乗せたうどんレシピ ↓
蒸す
メスティン用の網が必要になりますが、少量の水を入れてフタをすれば蒸し料理もできます。
専用の蒸し器がなくても、少量の食材であればメスティンで十分に出来上がります。
網を買う時には、お持ちのメスティンの品番やサイズを確認しましょう。

<メリット>
- 少量で作りたいときにぴったり
- 容量が小さい分、時短で出来上がる
- 専用の蒸し器が不要
<デメリット>
- メスティン専用の網が必要
- 電子レンジよりも時間がかかる
デメリットの電子レンジよりも時間がかかる点ですが、仕上がりでいうとメスティンで蒸すような蒸し器の方が美味しく出来上がります!
それには水分の蒸発度合いが違い、電子レンジの方が蒸発しやすくパサつき、蒸し器の方は水分が残ってふっくらジューシーに仕上がるからです。
時間をかけて美味しく作りたい時には、蒸し器としてメスティンもおすすめです!
<蒸す調理例>
- 肉まん
- シウマイ
- 蒸し野菜 など
揚げる
メスティンのほど良い深さとサイズ感により、少量の油で揚げ物調理ができます。
蒸し器と同様、少量で作りたいのであればメスティンで十分にできるので専用の揚げ鍋は不要です。

<メリット>
- 油を少量で作る事ができる
- 専用の揚げ鍋が不要
<デメリット>
- 五徳に置く時に細心の注意が必要
専用の鍋ではないので油の温度管理に気を付けることと、五徳へ設置する時の安定性をしっかり確認すること!
その点に注意をすれば、お手軽に揚げ物調理ができますよ♪
<揚げる調理例>
- 串揚げ
- 唐揚げ
- 天ぷら など
背徳のつまみとお菓子レシピはこちら ↓
焼く
メスティンでは深い器側はもちろんのこと、フタ面もフライパン代わりに焼くことができます。
フタ面を使う際は、クッカーハンドルがあると便利です。
クッカーハンドルは100均でも販売しています。

<メリット>
- 少量で作りたいときにぴったり
- 深い器の方で焼けば、油の飛び散り防止になる
- パン作りビギナーに始めやすい
<デメリット>
- 焦げやすい
焼くことに魅力的な点は、パンも作る事ができること!
キャンプ場ではパン作りに抵抗があった人や、パン作りに興味がある人にはホームベーカリー代わりにぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
ホームベーカリーやオーブンが不要で、美味しくパン作りが出来ますよ♪
<焼く調理例>
- パン
- ステーキ肉
- 目玉焼き(フタのみで調理) など
燻す
酒のつまみとしてぴったりな燻製ですが、メスティン用の網や燻製チップ、バーナーパッドを用意できればメスティンで作ることも可能。
市販の燻製おつまみと比べると、格段に手作りは美味しいです!
燻製チップはサクラチップが定番で人気があります。

これを五徳に置くことで火が分散して、メスティン底の穴あき防止になります。↓

<メリット>
- 少量のおつまみ作りにぴったり
- 専用の燻製器が不要
<デメリット>
- 部屋ににおいが広がるためしっかり換気が必要
- メスティンににおいが残る
- 空焚き状態になるので火の扱いに注意
こちらも専用メーカーがなくてもメスティンで作ることが可能なので、興味がある人は作ってみてはいかがでしょうか。
<燻す食材例>
- ウインナー
- 6Pチーズ
- ゆで卵
- ちくわ など
おうちでメスティンを使う注意点

使う火の元により準備が必要
前提ですが、メスティンはアルミ製のためIH調理ができません。
自宅でIHコンロを使用の人は、ガスの卓上コンロやキャンプで使っているガスバーナー、固形燃料、アルコールストーブを使用してください。
それでは使う火の元により備えておく点を話していきます。
◇ガスコンロ(卓上ガスコンロ)を使用
ガスコンロの五徳は間隔が広いため、小さめのメスティンでは安定して設置するのが困難です。
そんな時に安定して設置できるバーナーパッドやミニ五徳を用意しておくと良いでしょう。

また、ガスコンロによっては温度センサーが付いており、五徳より温度センサーが上に飛び出ています。
よって、さらにメスティンの設置が不安定になることもあります。

その場合も、バーナーパッドのような目の細かい網を使うことで安全に設置することができます。
◇キャンプで使用している火の元を使用
キャンプ中でも注意する点ですが、火を使う際には下の土台に熱が移らないように遮熱シートや遮熱板などを敷きます。
自宅でも同様で、キッチン台やテーブルへ熱が伝わらないように遮熱シートやガスバーナーシートを敷くようにしましょう。

キャンプで使っているシートを自宅内で使いたくない人は、まな板(カッティングボード)を下に敷いても良いでしょう。
やけどに注意
メスティンは自宅で使っている鍋とは違い、取っ手が握りにくく、フタのツマミも付いていません。
そのため、追加で準備しておくアイテムがあります。
とはいえ、基本キャンプで使用していた道具を使えば大丈夫です。

取っ手は少しでも持ちやすく熱が伝わりにくい革製の取っ手カバーがあると便利です。
フタの開閉時には革手袋を使うのが一番安心して使えます。
自宅で使っている鍋つかみやおしぼり、軍手等を使っても良いですが、革手袋よりも熱が伝わりやすいので十分に気を付けてください。
使用後の手入れが必要
キャンプで使用している時と同様、メスティンにはシーズニングが必要です。
シーズニングはメスティンを購入してから使う前の間だけにするのではなく、使用後も時にはシーズニングが必要な時もあります。
改めて、使用後のお手入れ方法をチェックしましょう!
◇基本の洗い方
使用後のメスティンは食器用の中性洗剤を使って柔らかいスポンジで洗います。
注意点はアルカリ性の強い重曹では絶対洗わない事!
変色してしまうおそれがあるため、必ず中性洗剤で洗いましょう。
そして、たわしのようなザラザラした面でメスティンにこすると傷がついてしまうので避けましょう。
◇汚れや黒ずみの対処方法
メスティンは使っていくうちに、焦げが落ちなくなったり全体的に黒ずんできたりしていきます。
実際人体に害はないので、焦げや黒ずみが気にならなければそのまま使用していても問題ありません。
見た目が汚くてキレイな状態に戻したい場合には、汚れを落としてシーズニング作業が必要になります。

まず汚れを落とす方法としては、メスティンがすっぽり水に浸かるくらいの大きな鍋を用意します。
そして真水だけを鍋に入れるのではなく、酸性の水にすることで汚れを落としやすくしてくれます。
身近なモノを使うならばクエン酸やお酢、レモン汁です。

<入れる目安>
- クエン酸…200mlあたり5g(小さじ1)
- お酢…500mlあたり大さじ3(多めが良い)
- レモン汁…500mlあたり大さじ3(多めが良い)
沸騰してからメスティンを入れて、20~30分程煮詰めて取り上げます。
(この時やけどに注意!)
そして柔らかいスポンジで汚れをこするとキレイに落ちます。
次はシーズニングの方法です。
同じように大きな鍋に、米のとぎ汁を入れます。
沸騰させてからメスティンを入れて、15~20分程煮詰めましょう。
取り出して軽く拭いたらこれで終了です。
※メスティンを煮詰めるときは、取っ手を外して器とフタ面だけを鍋に入れましょう。
