初心者におすすめ!【ダイヤモンドアート】の魅力5選と始め方

ダイヤモンドアートの魅力

海外では大人気のハンドメイドで、最近日本でもひそかに流行ってきている「ダイヤモンドアート」をご存じでしょうか?

「ダイヤモンドアート」とは、ダイヤのようにカットされた樹脂製のビーズを、キャンバスに貼り合わせていくことで、目の細かいドット絵ができあがる作品です。

 

↑ 作品例はこんな感じです

 

キラキラ光ったビーズに色鮮やかな絵として仕上がるので女性に人気がありますが、乗り物や背景画、モノクロの絵などを選ぶと、男性も惹かれるダイヤモンドアートが見つかるかもしれません♪

年齢層も、子供から年配まで幅広く遊べますよ!

これから新しい趣味を始めたいと思っている人の中で、以下の4つのいずれかに当てはまる人は、ダイヤモンドアートに興味を持つかもしれません♪

 

・細かい作業、繰り返し作業が好きな人

没頭したくなる趣味が欲しい人

・親子共通の趣味が欲しい人

・自作のモノをインテリアとして飾り、部屋をイメチェンしたい人

これから魅力や始め方などについて、初めての人へわかりやすくお話していきます。

ダイヤモンドアートの魅力5選

①簡単なのに完成度が高い

比較的、工程が単純なので初心者でもキホン迷うことなく進められます

そして、だいたいの仕上がりは飾っても恥ずかしくないレベルの作品になりますよ♪

作る趣味というと、はじめは満足する出来栄えにならない事が多いものです。

それにひきかえダイヤモンドアートは、マス目にビーズを乗せていく単純作業なので、ほぼ失敗せずにできて完成度も高く仕上がります!

 

また「何かハンドメイドを始めてみたいけど、不器用でうまく作れる自信がない…」と思っている人にも、ダイヤモンドアートをオススメします!

完成後は、どんどん次のダイヤモンドアートを作りたくなること間違いナシです♪

 

②やみつきになり楽しい

小さなビーズをひたすらキャンバス内の細かいマス目に貼り合わせていくので、集中して黙々と製作をするようになります。

集中する時間、没頭する時間は、趣味の醍醐味の一つです。

ダイヤモンドアートは長時間没頭できて、とても充実した気分を味わえます!

 

一目で進捗がわかりやすく、それによって小さな達成感が味わえるので、くじけずに続けられるのもダイヤモンドアートの魅力の一つです♪

絵が少しずつ浮かび上がっていくことで、ワクワクして完成が待ち遠しくなりますよ!

 

また、動画のASMRで、ダイヤモンドアートの製作風景を流している人を見かけます。

プチプチ」「ペタペタ」とビーズを貼る音が、耳に心地いいんですよね♪

ペンの先に付いている「グルー」と「ビーズ」が離れるときに鳴る音ですが、実際製作してみると動画ほどはっきりした音は聞こえません。

ですが静かな部屋であれば、やさしい効果音を聞きながら作業ができますよ♪

 

③絵の種類が豊富で、オリジナル画も作れる

ダイヤモンドアートは装飾画の種類が豊富にあるので、選ぶ楽しみもあります。

建造物、動物、植物、人物、乗り物…と、たくさんの絵のジャンルがあるので、自分好みの絵を見つけてみましょう。

 

また、自分で撮った写真や書いたイラストからキャンバスを作ってもらえるオーダーメイドの店もあります!

オンリーワンの作品になるので、いつか作ってみたいモノの一つになるかもしれません♪

ですが、初心者はまず市販の絵からチャレンジして、仕上がりを見てから検討しても良いのかなと思います。

 

④完成品をインテリアとして飾れる

ダイヤモンドアートは色鮮やかなモノが多く、立体ビーズの効果により光りで反射するので、飾り映えしてインテリアの良いアクセントになります。

装飾画なら額縁に入れて飾ると、高級感が増して素敵なアート空間を演出してくれます。

置物タイプのダイヤモンドアートもあり、壁に穴をあけたくない人にも飾ることができますよ。

また、季節ごとの作品を製作して楽しむのもアリですね♪

 

⑤相手への贈り物として喜ばれる

自分用のダイヤモンドアートを作って満足した後は、家族や友人、恋人へのプレゼントとして作るのもオススメです。

相手好みの絵や思い出の絵を手作りして贈れば、喜んでくれること間違いナシです!

誕生日や記念日、特別な日に贈り物として作ってみてはいかがでしょうか♪

素人感が出なくキレイに仕上がるので、結婚式のウェルカムボードや子供の出産祝いの贈り物など、おめでたい場にもピッタリですよ♪

 

ダイヤモンドアートの選び方・買い方

①どんなダイヤモンドアートがあるか確認する

(1)ショップ選び

ダイヤモンドアートは実際どこに売ってるの?と疑問に思う人いますよね。

実店舗で売られてそうなハンズやロフト、ドンキ・ホーテなどにはなく、なかなかダイヤモンドアートを見つけられないのが現状です。

唯一100円均一のセリアや、ごく一部の手芸用品店(ドリームで見かけたことがあります)で販売されていますが、完成品が小さいモノで子供向けとして売られている印象があります。

本格的に作ってみたい人には物足りなさを感じ、圧倒的に種類が少ないです。

 

なので、まずは豊富に取り揃えてるネットショップで探してみましょう

Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングはもちろん、SHEIN(シーン)やAliExpress(アリエクスプレス)に、たくさんの品揃えがあります。

基本セット売りなので最低限の道具も一緒に同梱されており、価格は約1000円~2000円台安いモノでは1000円以下の商品もあります。

 

もし慣れてオーダーメイド商品を作ってみたい!という人には、ダイヤモンドアート専門店のKIC-himawariさんで注文できます。

国内の公式ショップなので安心して購入できますよ♪

KIC-himawari 公式サイト オーダーメイド商品一覧

 

(2)初心者にオススメのダイヤモンドアート

1. 装飾画なら、A4、B4、30cm×30cmくらいのサイズ

2. 装飾画以外なら、置物、キーホルダー、コースター、鏡、ブックマーカーなど                                              

3. ビーズの形を選択できるなら、丸型(ラウンド型)

 

1. 装飾画なら、A4、B4、30cm×30cmくらいのサイズ

ダイヤモンドアートといえば定番の装飾画ですが、サイズの種類もたくさん取り揃えてあります。

一番小さいサイズはA4サイズ(21×29.7cm)のモノから、大きいモノは完成品がA1サイズ(59.4×84.1cm)まであります。

はじめはA4、B4サイズ、30cm×30cmくらいを選び作ってみて、コツをつかんでみましょう

実際は、大きいサイズほどビーズの数が多くなってより絵が鮮明に浮かびあがるので、大きいサイズを選びたくなると思います。

ですが、大きいサイズは製作時間がかなり長くなり、初めて作るモノとしては根気がいりハードルが高いです。

A4、B4サイズ、30cm×30cmでも比較的細かい描写でないモノなら、完成品の絵も鮮明に見えますので、いきなり大きいモノにチャレンジせず少しずつサイズアップしていって楽しみましょう

 

ちなみに私の作った招き猫とタイ(上の画像)はA4サイズで、通算約16時間(1日約1時間かけて)くじけずに完成しました!

 

2. 装飾画以外は、置物、キーホルダー、コースター、鏡、ブックマーカーなど

装飾画以外のアイテムは小さめのサイズが多く、初心者にとって作りやすいダイヤモンドアートになります。

出来上がったモノはコンパクトに保管できますし、実用的に使えるアイテムが多いのでオススメです。

あとはお気に入りの配色や柄を見つけるのもポイントですよ♪

 

3. ビーズの形を選択できるなら、丸型(ラウンド型)

↑サイズは約2mmくらいで小さなビーズです

 

ダイヤモンドアートのビーズには、丸型ビーズ(ラウンド型)と四角型ビーズ(スクエア型)の2種類の形があります。

丸型ビーズと四角型ビーズは、最終的に自分の好みで選ぶのが良いですが、はじめは丸型ビーズを選ぶ方がやや作りやすいので初心者にオススメです。

なぜなら四角型ビーズは、ぴったりマス目に沿って貼り合わせていかないと、だんだんマス目におさまらなくなっていき修正しないと貼れない…といった事態が起こりうるからです。

丸型ビーズは角がない分、隣同士のビーズの接点が少ないため、マス目からズレることが比較的少なめです

もし作りたいダイヤモンドアートが見つかり、丸型ビーズと四角型ビーズの選択ができて迷ったら、はじめは丸型ビーズにしてみましょう。

 

②買う前にチェックすること

(1)サイズをチェック

買いたいモノが見つかった後は、出来上がりサイズを再度チェックしましょう。

そして、以下のことをチェックした上で最終的に決めて購入すると安心です。

・飾るなら、額縁サイズを考えた上で飾る場所のスペースをチェック

・製作には場所をとるので、広々と製作できるスペースがあるか

・製作日数がかかるので、キャンバスを平らに保管しておける場所があるか

 

(2)セット商品の付属されている道具

ダイヤモンドアートを購入すると、セットで付属されている道具があります。

ビーズ、キャンバスも含めて以下の道具が、購入する商品に含まれているか確認しておきましょう。

また、以下の道具が揃っていれば、基本的には道具を追加購入しなくても作り上げることは可能です。

 

(3)あると便利な道具

<あると便利な道具①>

次に、セット商品にないですが買っておいた方が良い道具のご紹介です。

先程も言った通り、セット付属の道具で作り上げることはできますが、「この道具あった方が効率が良い!やりやすくなる!」といった道具です。

はじめから揃えた方が良いか迷う所ですが、ほぼ100円均一で揃えられるモノや家にあるモノなので検討してみましょう。

1. マスキングテープ

キャンバスには全面に粘着が付いていて、剥離紙(または透明フィルム)で保護された状態で届きます。

その剥離紙等をはがすとビーズを貼らない外枠にも粘着部があります。

製作中、手にベタベタ付きストレスを感じるので、マスキングテープで外枠を囲うように貼り付けて、粘着部を隠します。

ただし、ビーズ対応表が外枠に載っていることが多く、マスキングテープを貼ることで隠れてしまい表が見えなくなってしまいます。(上の招き猫とタイ画像の右端にあるのが対応表です)

少し工夫をして、ビーズ対応表をスマホで写真撮りしておく、透き通ったマスキングテープを使うなど、表が見えるようにしておきましょう。

2. カッター(またはハサミ)

製作中、剥離紙(または透明フィルム)を全部はがしてしまうと、キャンバスにほこりが付いてしまうので、剥離紙等をだいたいの区画でカットしておくことをオススメします。

その時にカッター(またはハサミ)を使用します。

これをしておくことで、製作する区画分だけはがせるので、ほこりが付く心配がなく落ち着いて作業ができます。

例えば、キャンバスA4サイズ(210mm×297mm)を約8等分に分けて作業を進めたいという時に、以下の図の区画でカットして番号順にはがし進めていくことで、左側からだんだん出来上がってくるという流れになります。

<A4剥離紙等の区分け(カット)と進める順番>
区画の大きさや順番は決まったやり方はなく、それぞれのやりやすい分け方や進め方で大丈夫です。
そしてカットする時の注意点があります!
キャンバス上に剥離紙等を付けた状態でそのままカッターで切ると、キャンバスまでカットしてしまうおそれがあります。
慣れていない間は、剥離紙等を一度全部はがしてからカッター(またはハサミ)でカットして、定位置に貼り戻す方が良いでしょう。
3. ローラー
すべてのビーズを貼り終えた後、仕上げにビーズの上からローラーをかけて、ビーズの浮きを沈めてシートにくっつける作業をします。
ビーズが浮いている状態では、飾っている時や保管中にしっかり付いてないビーズがポロポロ落ちてしまうことがあるからです。
画像のローラーはレザークラフト用のモノですが、ローラーの表面が固めであればどのローラーでも使うことができます!
代用品としては100円均一のクッキーローラー(凹凸のない表面の)なら、表面が固めの素材なので使えますよ。
もちろん、ダイヤモンドアート用のローラーを買えば間違いなく使えて、安価で買えるモノもあるので検討してみましょう。
<あると便利道具②>
ダイヤモンドアートが楽しくなり、次の作品を製作したくなったときに揃えていくとよい便利道具を紹介します。
「これからもっと作りたい!大きいサイズに挑戦するから、もっと製作効率を上げたい!」という人にオススメの便利道具です。
最近では、道具だけのキット売りも見かけるので、チェックしてみましょう!
ちなみに予備のグルーやトレーは、ダイヤモンドアートを買うごとにセットで付いてくるので、自然と増えていきます。
トレーはより使いやすい形状のモノを探すのも良いですし、グルーはダイソーで売られている「粘着タック」を代用で使ってやりやすいという声もありますよ。

作り始める前の準備

①キャンバスを平らに整える

購入して自宅にダイヤモンドアートが届いた後は、なるべく早めに開封しましょう!

なぜならもちろん中身のチェックもしますが、まずはキャンバスが筒状にくるまっているか折られた状態で届くので、早めに平らに整える必要があります。

もし開封しないまましばらく放置していると、曲がった跡が残って平らにするのに時間がかかってしまいます。

製作中もキャンバスに折れ目や丸まっている状態では、ビーズが貼りにくくなってしまうので、どちらにせよ平らにしなければなりません。

<キャンバスの整え方>

※youtubeのD.P Satomiさんの動画を参考にしました。実際私も同じような手順で行ってキレイに整いました!

動画で参照したい人はこちらをご覧ください⇩

D.P Satomiさん 透明フィルム、剥離紙 シワ取り&アイロンの掛け方 引用

ここは、ぜひ丁寧に行いましょう。

 

②ビーズを移し替える (ビーズの袋が圧着袋だった場合)

ビーズはカラー別で袋に入っている状態で届きます。

その袋をチェックしてみましょう。

ビーズが入っている袋にはチャックがついてない圧着袋タイプの場合があります。

チャックがなければ製作中では扱いにくく、保管もしにくくなります。

そのため、チャック付き袋(または容器)に入れ替えることをオススメします。

こちらに関しては、購入して届くまでどんな袋で届くかわからないため、あとでチャック付き袋(または容器)を追加購入する必要があるかもしれません。

 

↑こちらはSWAN チャック付きポリ袋で100均のモノではありませんが、

100均でもチャック付き袋は売ってます。

 

初心者はまずダイヤモンドアートを購入後、開封してビーズの袋を確認しましょう。

チャック付き袋であればそのまま使い、あえて購入しなくて良いと思います。

 

また、チャック付き袋でなくプラスチック容器を使用する人もいます。

出し入れしやすくて便利ですが、容器の保管場所も取るので、ダイヤモンドアートを何作品も作りたい!となってから買っても遅くないと思います。

そして、チャック付き袋等に入れ替える時には、ビーズの番号や記号などを区別できるようにチャック付き袋等へ書きうつすことを忘れずに行いましょう!

 

③キャンバスまわりにマスキングテープを貼る

先程の説明通りで、キャンバスの外枠をマスキングテープで貼っていきます

剥離紙等をめくり、キャンバスのマス目外側に沿って貼りましょう。

 

ダイヤモンドアート作りはじめ!

①進行順はお好みで

  • ビーズ1色ずつ仕上げていく
  • 区画分けして順番に仕上げていく(剥離紙等でカットした区画サイズで)

キャンバス全体のサイズや、ビーズ1色の貼り付ける多さなど作品によって違うので、ご自身のやりやすい方法で試して進めてみてましょう。

要領がつかめてきたら、できる製作時間に応じて進め方を変えてみるのも良いですね♪

私は、剥離紙等を区画分け(カット)して仕上げていく方が、製作時間の目安になってわかりやすく、貼り終えた所を見ると少しずつ達成感を味わえて、くじけず初心者向けのような気がします。

 

②仕上げ作業

キャンバスにビーズをすべて貼り終えた後は、持っていればここからローラーがけをします。

ビーズのはがれ防止として、しっかりキャンバスに圧着させていきましょう

ちゃんと貼っているつもりでも浮き上がっているビーズが何個かあるので、ゴリゴリ転がして浮いてるビーズがないか最終確認をしていきます。

 

この後は更に仕上げ剤、のり等を使い、ビーズ上から塗布してガッチリ固める方法があります。

しかし、ビーズの上から塗布してしまうとビーズの輝きがくすんでしまう場合があります。

せっかくのビーズの輝きを失うのがいやだ…という声もあり、この作業をしない人もいるようなので、お好みで検討してみましょう。

 

③注意点

  • 目、肩、腕などが疲労するので、こまめに休憩をとるか、長時間作業しないなど無理なく進めていきましょう!
  • ビーズを貼る前にキャンバスを平らに整えてからは、ずっと平らにしたままで保管しておく必要があります。
    置く場所がない…という時は、ファイルに入れて立てかけ保管も良いでしょう。
  • ビーズがとても小さくトレイへの出し入れが多いので、製作中はなくさないように気を付けましょう。

 

ダイヤモンドアート完成後

完成後は、キャンバスのマス目から外側(マスキングテープ貼りの所)は必要ない部分なのでカットします。

丁寧に切っていきましょう。

この後は、飾るか保管するかになります。

 

①飾る

外周をカットした状態でサイズを測り、それに合った額縁を探していきます。

同じサイズの額縁が見つからない時は大きめの額縁を買い、背景は白画用紙等で飾ると映えるので試してみてください♪

それぞれのアレンジで飾ってみましょう♪

 

②保管する

飾らずに保管しておく場合は、作品を平らにしておく必要があるので同じサイズか大きめのクリアポケットファイル等に入れておくことをオススメします

こちらはA4、B5サイズのクリアポケットファイル↑

 

仕上がったダイヤモンドアート作品は思った以上に重量があります。

そのため、クリアポケットファイルでもリング式でポケットを補充するタイプのモノは、強度的に不安定なのでクリアポケットが固定されたファイルを選ぶ方が良いでしょう。

ちなみにクリアポケットファイルも、ダイソーでA4、B4、A3、まで売っていました。

 

まとめ

ダイヤモンドアートの魅力について、いかがでしたか?

無心になってビーズを貼っていくこの時間が好き…と感じられたり、親子で一緒に製作することで家族とのコミュニケーションが良くなっなど、ダイヤモンドアートを通じて、より良く充実した趣味時間を過ごせたらいいですね♪

お手軽にできる趣味なので、これを見て興味を持ったらぜひチャレンジしてみてください♪

 

最後に楽しくなるポイントです♪

  • 全てを忘れて黙々とビーズを貼っているとき♪
  • ビーズを貼って、徐々に絵が浮かび上がってきたとき♪
  • 時間をかけてやりきった達成感に浸っているとき♪

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